TSMC、桃園・龍潭でCoPoSパッケージングを推進 DigiTimes報道
DigiTimesのパッケージング報道で、今週はTSMCの生産能力に関するニュースが相次ぎました。一方、株価は今月下落しています。
DigiTimesは10月23日、TSMCが桃園の龍潭拠点で先端パッケージング技術「CoPoS」の導入を進めていると報じました。パッケージングとは、完成したチップを組み合わせて一つの動作するユニットにする工程です。
DigiTimesは生産能力、投資額、時期の数字を示していません。TSMCは龍潭での取り組みにかかる費用も、生産開始の時期も明らかにしていません。
5日間で3件目の生産能力報道
今週はほかにも増強のニュースが続いています。10月19日には朝鮮ビズ(Chosunbiz)がTSMCが台湾に3nm工場を追加すると報じました。10月21日にはTrendForceが、TSMCのアリゾナ工場が1億個を超えるアップル向けチップを生産するとの見通しを示しました。
TSMC自身は、成長の理由を需要に求めています。同社は月次売上報告で、9月の売上高が5,118.6億台湾ドル(約157.9億ドル)となり、前年同月比54.65%増えたと発表しました。増加の理由には、先端プロセス製品への需要の高まりを挙げています。8月と比べると0.57%減りました。1〜9月の売上高は3兆8,987.3億台湾ドル(約1,203.0億ドル)で、2025年の同じ期間を41.11%上回りました。
10月に入り株価は下落
台湾市場の株価は、報道前の10月22日に2,385台湾ドル(約73.59ドル)で取引を終えました。この終値は10月21日を1.45%下回りました。10月1日から10月22日までに、台湾ドル建てで4.98%下落しました。
ドルで保有する投資家にとっては、為替が損失を広げました。この間、台湾ドルは1ドル=31.89台湾ドルから32.408台湾ドルに下落しました。ドル建てでは株価は6.5%下がりました。
10月23日はアジア全体の地合いも弱いものでした。ブルームバーグのアジア市場動画は、ハイテク株売りが深まっていると伝えました。ブルームバーグとコリア・ヘラルドによると、SKハイニックスは子会社ソリダイム(Solidigm)の米国上場計画を取りやめました。
情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。