TSMCが台湾に3ナノ工場を新設、Chosunbiz報道
Chosunbizは、TSMCが2028年の量産拡大を目指して台湾に3ナノメートルの新工場を設けると報じました。TSMCは9月の増収を先端プロセス需要によるものとしており、株価は3週間下落していました。
Chosunbizは10月19日、TSMCが台湾に3ナノメートルプロセス向けの半導体工場を新設すると報じました。3ナノメートルプロセスは、TSMCの最先端の生産技術の一つです。Chosunbizによると、同社はこの拠点で2028年に生産を拡大することを目指しています。
TSMCは工場新設を確認しておらず、台湾証券取引所への開示も行っていません。同社は工場の建設費や、台湾のどこに建てるかを明らかにしていません。
先端半導体が9月の売上高を54.65%押し上げ
Chosunbizはこの計画を、急速に伸びるAI半導体需要と結び付けました。TSMCが発表した2026年9月の売上高は5,118.6億台湾ドル(約158.1億ドル)でした。前年同月の3,309.8億台湾ドルから54.65%増えました。同社は取引所への報告で、増収は「先端プロセス製品の需要増加によるもの」だと説明しています。3ナノメートルの新工場ができれば、この事業分野の生産能力が増えます。
9月の売上高は、8月の5,148.1億台湾ドルを0.57%下回りました。1月から9月までの売上高は約3.9兆台湾ドルで、2025年の同じ期間より41.11%増えました。
報道前、株価は3週間下落
報道が出たのは、台湾市場がその週の取引を終えた後でした。株価は10月16日(金)、2,420台湾ドル(1ドル=32.368台湾ドルで約74.77ドル)で取引を終え、0.82%下落しました。9月23日から10月16日までに、株価は台湾ドル建てで3.2%、ドル建てで5.21%下げました。この間、台湾ドルは1ドル=31.693台湾ドルから32.368台湾ドルへと2.13%下落しました。
情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。
出典
- TSMC adds Taiwan 3nm plant as AI chip demand surges, targets 2028 ramp
- TWSE closing prices (TSMC)
- New Taiwan dollars per US dollar (statistic 731Y002)
- TSMC: monthly revenue, September 2026
- TSMC: consolidated income statement, 2026 January to June (year to date, 2 quarters)
- TSMC: dividend distribution
関連記事
ニュースのほかの記事
- Anthropic上場申請で韓国半導体株が上昇、サムスンの株主還元報道
- 半導体が韓国GDPを押し上げ、ブロードコム製チップに630億ドル
- 上位1%の投資家、サムスン電子とSKハイニックスを買い増し KOSPIは1.46%安
- サムスン電子が1.16%安、KOSPIは決算とFRB待ち
- SKハイニックス、16兆ウォンの特別配当を検討と韓国紙報道
- サムスン電子とSKハイニックス、10月の急落を経て決算発表週へ
- KOSPI、序盤の半導体株安を打ち消し0.3%高で引ける
- サムスン電子が5.67%急騰、KOSPIは翌日に上昇分を帳消し
- マイクロンが半導体株の回復を主導とバロンズ報道、20.3%下落の後
- TSMC、桃園・龍潭でCoPoSパッケージングを推進 DigiTimes報道