KOSPI急落で半導体株が下落、SKハイニックスはDRAMシェア拡大
11月5日のサムスン電子とSKハイニックスをめぐる3つの小さなニュース
11月5日、韓国のメモリー大手2社は3つの面でニュースになりました。市場全体が崩れた日に株価が大きく下げました。SKハイニックスのDRAM売上シェアが上昇したことを示す新しい数字も出ました。そしてサムスン電子では6番目の労働組合が結成されようとしています。
メモリー2銘柄はいずれも市場を上回る下落
SKハイニックスは11月5日、1,264,000ウォン(約941.81ドル)で取引を終えました。11月4日の終値1,396,000ウォンから9.46%の下落です。サムスン電子は201,500ウォン(約150.14ドル)で引けました。218,000ウォンから7.57%下げました。両銘柄とも、TIGER 200 ETFの下げ幅を上回りました。同ETFは韓国の大型企業で構成するKOSPI 200指数に連動するファンドで、同じ取引日に5.78%下落しました。
KOSPI自体は5,383.8で引け、5.28%下落しました。朝鮮日報(The Chosun Daily)によると、取引時間中にサーキットブレーカーが発動しました。これは急落時に取引を一時停止する仕組みです。朝鮮日報は、主要指数の下げ幅がここ数カ月で最大だったとも伝えました。同紙はこの下落を、米国の中間選挙をきっかけに強まったとする半導体需要への懸念と結びつけています。
売りは早い時間から出ていました。中央日報(JoongAng Daily)によると、08:49 KSTの時点で両社の株価はすでに下げていました。同紙によれば、米中間選挙で民主党が圧勝した後、KOSPIは持ち直せませんでした。市場参加者はウォール街の反応を見極めようとしていました。
11:07 KSTには、毎日経済新聞(Maeil Business Newspaper)が両社の株価が急落していると報じました。同紙は米国のデータセンター規制をめぐる懸念を指摘しました。
DRAM売上に占めるSKハイニックスの比率が拡大
中央日報とソウル経済新聞(Seoul Economic Daily)によると、2026年第3四半期もサムスン電子が売上高で最大のDRAMメーカーでした。世界全体に占める比率は38%です。DRAMはパソコン、スマートフォン、サーバーで使われる作業用メモリーです。両紙によると、SKハイニックスのシェアは29%に上昇しました。
ソウル経済新聞は、これで両社の差は9ポイントとなり、以前より縮まったとしています。
BusinessKoreaは、世界のDRAM市場が5倍近くに拡大したと報じました。AIデータセンターへの投資拡大とメモリー価格の上昇が要因だとしています。
中央日報は中国についての見方を示しました。高性能なHBM4の供給が、中国のメモリーメーカーCXMTを圧迫する可能性があると書いています。HBM4はHBM(高帯域幅メモリー)の最新世代です。HBMはDRAMを積み重ねたもので、AIプロセッサーの隣に配置されます。この見方は中央日報独自の評価です。
SKハイニックス自身の数字も、事業の拡大ぶりを示しています。同社は10月28日の開示で、第3四半期の連結売上高(速報値)を104.6155兆ウォン(約779億ドル)と発表しました。第2四半期比で31.9%増、前年同期比で327.9%増です。
サムスン電子で6番目の労組が形に
サムスン電子で6番目の労働組合の設立が進んでいます。聯合ニュース(Yonhap)、ソウル経済新聞、BusinessKorea、朝鮮ビズ(Chosunbiz)、中央日報がいずれも11月5日に報じました。
朝鮮ビズによると、新しい組合を率いるのは、同行(Donghaeng)労組と超企業労組の元幹部です。超企業労組とは、複数の企業にまたがって労働者を組織する組合を指します。同紙によると、この組合は亀尾(クミ)の労働当局に書類を提出しました。
中央日報とソウル経済新聞によると、新組合はサムスン電子のデバイスエクスペリエンス部門を中心に構成されます。同部門は完成品を手がけています。ソウル経済新聞は、同部門を代表する既存の組合が執行部をめぐって割れているなかで、新組合が形になりつつあると伝えました。
中央日報はこの対立の双方の立場を紹介しました。労働関係者は執行部をめぐる対立があったと指摘しています。既存の組合はこうした主張を否定しています。
朝鮮ビズは、2027年の交渉と賞与制度をめぐり、サムスン電子の労組の間でより広い溝があると報じました。賞与はすでに争点になっていました。Pacific Tapeは10月22日、サムスン電子の労組が半導体部門の賞与制度の見直しを求めていると報じています。
情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。
出典
- LIVE: Samsung, SK hynix shares slump as Kospi fails to rally after U.S. midterms
- Samsung Electronics, SK hynix plunge on U.S. data center regulatory concerns
- South Korea's KOSPI Plummets 5.28% as Samsung, SK Hynix Tumble
- Samsung keeps DRAM lead as SK hynix claws back global share in Q3
- Samsung Holds No. 1 Spot in DRAM as SK hynix Narrows Gap
- Samsung Leads Q3 DRAM Revenue Amid SK hynix Closing In
- Samsung Electronics Faces Sixth Labor Union as Internal Rift Deepens
- Samsung Electronics Gets Filing for Sixth Union
- Ex-Donghaeng, supra-union leaders form sixth Samsung Electronics union in Korea
- Samsung Electronics faces push for sixth labor union amid alleged internal rifts
- Samsung Electronics sees push for sixth union as labor tensions deepen
- KRX closing prices (Samsung Electronics, SK hynix, TIGER 200)
- USD/KRW at the 15:30 KST close (statistic 731Y003)
- KOSPI index close
- Foreign investors' net buying of KOSPI shares (statistic 802Y001)
- KOSPI 200 market values (shares outstanding times the KRX close)
- SK hynix: quarterly results (2025 Q2 to 2026 Q3, consolidated; periodic reports and preliminary results filings)