サンディスク株が5.5%反発、3週間の下落の後
NANDフラッシュメーカーの株価は19日(月)、フィラデルフィア半導体株指数の3倍を超える上昇となりました。AI関連メモリー株の急落の一部を取り戻した形です。
サンディスク(SanDisk)の株価は10月19日(月)に5.53%上昇しました。ナスダックでの終値は1,371.12ドルです。10月16日の終値は1,299.30ドルでした。米国上場の半導体株の指標であるフィラデルフィア半導体株指数(PHLX Semiconductor Index)は、同じ取引日に1.61%上昇しました。このフラッシュメモリーメーカーの上昇率は、指数の3倍を超えたことになります。
今回の反発は、厳しい下落局面の後に起きました。19日の上昇を含めても、終値は9月29日の水準を20.73%下回っています。
AI関連銘柄の部分的な回復
バロンズ(Barron’s)は、10月19日にAI関連株の幅広い下落から回復した銘柄として、サンディスクをルメンタム(Lumentum)と並べて取り上げました。一方で、コアウィーブ(CoreWeave)は上昇に加わらなかったと指摘しています。CNBCは、サンディスクを昼の時点で値動きの大きかった銘柄の一つに挙げました。
サムスン電子やSKハイニックスなどNAND生産企業の株を持つ投資家にとって、この日の値動きは一つの手がかりになります。メモリー株への圧力が和らいでいるかどうかを示すものだからです。NANDフラッシュは、スマートフォンやPC、データセンター向けドライブの記憶装置に使われるメモリーです。ただし、1日の値動きでこの問いに答えが出るわけではありません。
日本では別のリスクが積み上がっています。ソウル経済新聞は韓国時間10月20日、フラッシュメモリーメーカーのキオクシア(Kioxia)の株式で信用取引の借入残高が膨らみ、強制的な売りが出る可能性が高まっていると報じました。信用取引の借入残高とは、投資家が株を保有するために借りた資金のことです。
赤字から大幅な黒字に転じた業績
サンディスクが最近発表した四半期の業績は、事業の急成長を示しています。2026年7月3日に終わった第4四半期(会計年度ベース)の売上高は89.65億ドルでした。前四半期比で50.67%、前年同期比で371.59%の増加です。
営業利益は70.37億ドルでした。前四半期比で71.17%増え、少なくとも過去6四半期で最高となりました。2025年3月28日に終わった第3四半期(会計年度ベース)には、18.81億ドルの営業損失を計上していました。
フラッシュ価格は前月比でほぼ横ばい
韓国のフラッシュメモリーの輸出物価指数は、2026年9月に245.72(2020=100)でした。この指数はサンディスク自身の価格ではなく、メモリー半導体の価格動向を示す指標です。8月比では0.69%低く、前年同月比では244.05%高い水準です。
情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。
出典
- Stocks making the biggest moves midday: Sandisk, Marvell, Datadog, Cleveland-Cliffs, Amazon & more
- Sandisk and Lumentum Bounce Back From AI Selloff as CoreWeave Sits Out the Rally
- Nasdaq closing prices (SanDisk)
- SanDisk: quarterly results (FY2025 Q3 to FY2026 Q4; 10-Q and 10-K reports, XBRL)
- Export price and export value indexes by item (statistics 402Y016, 403Y001)
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