マスク氏、チップ合弁テラファブの量産開始目標を2028年に設定
マスク氏はSpaceXとテスラのチップ合弁事業で2028年の量産開始という目標を掲げ、装置メーカーが装置の納入を早めていると述べました。半導体製造装置に新たな顧客が生まれる可能性を示すものです。
イーロン・マスク氏は、SpaceXとテスラが所有するチップ製造の合弁事業テラファブ(Terafab)が、2028年の量産に向けて取り組んでいると述べました。ロイターが10月21日に報じました。量産とは、試作の段階を越えて、商業的な数量でチップを製造することを指します。
マスク氏はまた、ASMLなどの装置サプライヤーが、テラファブへのチップ製造装置の納入を早めていると述べました。ブルームバーグが報じました。ASMLはオランダの企業です。シリコンウエハーに回路を焼き付けるリソグラフィー装置を製造しています。
装置メーカーにとっての新たな顧客候補
半導体株の投資家にとって、この発言はチップ製造装置の大口顧客が新たに生まれる可能性を示しています。供給を奪い合う新たなチップメーカーが登場する可能性もあります。マスク氏は発注の規模を示していません。どのサプライヤーも、同計画に何をいつ出荷するのかを明らかにしていません。
インテルは上昇も、セクター全体には及ばず
インテルの10月21日の終値は92.96ドルで、前営業日から1.39%上昇しました。バロンズはこの上昇をマスク氏の発言と結び付けました。同紙は発言を、テラファブが前進している兆しだと伝えています。インテルがテラファブにどう関わるのか、そもそも関わるのかは明らかではありません。
この日は米国の半導体株が幅広く上昇しました。米国上場の半導体株の動きを示すフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は、1.97%高の11,505.56で取引を終えました。インテルの上昇率は同指数を下回りました。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。
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